単純すぎる。
フレと福島潤さん(ヴリトラ、ヴァルシャン、スリーピングウェイの中の人)の話をしていたら、久々にシチュエーションCDが聴きたくなったんですよ。
そこに、ちょうど立花慎之介さん(アルフィノの中の人)が恋人役になってくれる作品を見つけたものだから聴いてみた結果、今めちゃくちゃ自分の中で新選組がアツいです。いや、ほんと、自分単純すぎて笑ってまう。
立花慎之介さんの演技に感服
私が聴いた作品は、新選組を題材にしたシチュエーションCDのシリーズの1つなのですが、隊士との恋愛模様はフィクションではあるものの、わりと事実に沿った結末を迎えるものだったらしく。
ご存知の通り新選組は、内部分裂による油小路事件があったり、最終的に鳥羽・伏見の戦いで新政府軍に敗れ、捕えられて斬首されたり戦死したりとあまり良い最後は迎えていません。
立花慎之介さんが担当したキャラクターは作品内では亡くなりませんでしたが、恋人(聞き手の私)が不逞浪士に斬られて死んでしまったことで生きる意味を失い、まぁ…しばらくしたら後を追ってくるんだろうな〜という結末の内容でした。
というか、そもそもそんなに多くのボイス作品に触れたことがなかったから、悲恋(バッドエンド)で終わる作品があることにまずびっくりしました。「え、私死ぬの?」みたいな。
そして、敵に斬られて虫の息の私を抱いて「死なないでくれ、逝かないでくれ、俺を独りにしないで…」という悲痛な立花さんの演技力が凄すぎたので普通に号泣しました。耳から入る情報だけでこんな泣くものなの…?
もう、なんか、入り込んじゃったもんね…。「私、この人を残してあの世に行くんだ。ごめんね。」って思って涙が止まらなかった。声優さんってやっぱりすごいや。感服いたしました。
同シリーズの他の声優さんの作品も追って聞いていますが、かなり力を入れたシリーズ作品らしく、1キャラクターにつき2時間くらいのボリュームがあるので全然進みません。
しかも過去編や違う世界線の話などもあるので、全部聞こうと思ったら立花さん分だけで6時間くらい?
ひゃ〜〜〜長い。でも普通に聞き入っちゃいます。これも声優様方の力なのですね。
好きこそ、ものの…
この作品をきっかけに、作品に出てくる新選組隊士達の名前や背景、分からない単語を調べていたらここ数日でだいぶ詳しくなってしまいました。
学生の時は日本史が大嫌いで覚える気すらなかったくせに、御陵衛士だの試衛館だの池田屋事件だの、当時全然頭にはいってこなかったことがすんなり入ってくる。
好きこそものの上手なれという言葉があるように、どんなものでも好きになる事が知識を付ける早道ですね。学生時代に出会いたかったな。いやでも逢瀬のシーンとかはちょっと学生には大人すぎるか(笑)
FF14で幕末気分を堪能しよう
そんなこんなでFF14の方は、紅蓮ではあまり好まなかった和装ミラプリに大ハマり中です。
自分で自分にあきれるくらい単純だな~と思います。
シロガネとかドマで写真撮るとすごい映えるから何枚もスクショしちゃう。
ただ1個気付いたことがあって、自キャラが新選組っぽい恰好をしても思ったより気持ち的にテンションが上がらなくて、なんでだろう?って考えた結果、「私が新選組になりたいんじゃなくて、シナリオ通り下女ちゃん(恋人の立場)になりたいんだ!」ということに気付きました。
ということで、隊士と恋仲になる下女ちゃん風。
下女は、当時でいう”雑事をさせるために雇った女”ということだけど、今同じ職の女の人を下女なんていったら問題になりそうだ。
佐幕に勤王、それぞれが日本のために自分の信じる道を選び奔走した幕末期。
新選組の方たちが今の日本を見ているとしたら何を想うんでしょうね。
ひょんなきっかけだったけど、良い作品に出会えてよかったです。
ではこのへんで。
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