※この記事にはネタバレが含まれます。未プレイの方はこの先閲覧しないでください。
※マーダーミステリーはゲームの性質上、一度物語を知ってしまうと同じシナリオで遊ぶことができなくなってしまいます。
今回は、少人数マーダーミステリー「アンノウン」に挑戦しました。
- 船長 tevez
- 副船長 kearu
- GM yumeiro
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初の少数マーダーミステリー
てべすさん(プレイヤー)と、ゆめいろちゃん(GM)と、少人数マーダーミステリー「アンノウン」に挑戦しました。
自分にとっては「この時間アリバイどうしようか」とか「目的のためにどういう嘘をつこうか」とか、そっちばかりに意識がいかないマーダーミステリーって初めてだった。
小細工しないで感情の動くままにって感じの新感覚マーダーミステリー。そもそも、やり終えてみるとミステリーってカテゴリに入れていいのかもわからん。
これが俺たちの「アンノウン」だ!
この「アンノウン」、プレイヤーの元々の性格によって、バツグンの高評価で終わるか、バツグンの低評価で終わるかが左右される気がする。
ちなみに、てべす(船長)けある(副船長)ペアは、作品、そしてキャラとプレイヤーの相性が良かった。というか、良すぎました。
まずハンドアウトね。
キャラ背景がしっかり作り込まれていたから、何度も読み込んでいるうちに自分とAサルコが重なって「ニンゲン ダイスキ!」「チキュウニ イキタイ!」「トモダチ ホシイ!」ってなってたわ。
それはプレイ中も変わらず。自己犠牲で全てを解決する道筋が用意された状況でも、最後まで『地球に行きたい』って夢は捨てなかった。
副船長の目標には「Aサルコであることを隠す」ってあったんだけど、ビデオレターの内容を見て、自分の心のままにプレイしようって思ったら、やっぱり「正体を明かして一緒に事件を解決したい。」って思ったんだよね。
ということで、マーダーミステリーで初めて全目標達成の道を捨てました。
第二会議フェーズ2の初っ端で「ワタシハ Aサルコ デ アリマス」って言った時の「……君が…?」ってプチパニック起こした船長の動揺っぷりが忘れられない。ちなみにGMのゆめちゃん(プレイ済み)は裏で爆笑していたらしい。
そこからはもう映画ですよ。
てべす船長、信じがたい内容の話もちゃんと聞いてくれて、さらには「副船長を火葬してくれてありがとう」とまで言ってくれて、いい上司すぎました。
いろいろ犠牲にすれば辻褄を合わせられる道はあったんだけど、最後まで『乗組員全員で』地球に帰る方法を模索してくれました。てべす船長めちゃくちゃアツい男だった。
おかげで「真相はこれだ!」というものに辿り着き、箱を無事に送り届けてトゥルーエンドまっしぐら。
地球に戻るまでのAサルコのセリフも、たくさん夢を語って自分で言いながら泣きそうになるし(なんでだよ)、てべす船長のアツい友情のセリフも泣けた。
2人とも「自己犠牲なんてしないぞ!」「2人で!地球に帰るんじゃい!!」というワガママ主人公だったから導けたエンド。
完全にBGMにアルマゲドン流れてた。
終わった後にGMから明かされてなかった設定とかも聞いたけど、今回の事件が船長にとっては30年前の親父の敵討になってるのも良かったなぁ。
いろいろ考えられているものですね。マーダーミステリーというより、普通に小説読んでる気分だった。
ということで、作品とキャラがプレイヤーとマッチしすぎた「アンノウン」。私の評価はもちろん高評価です。
総括とか他の人の感想
やっぱり相性はあるなと思った。
ゲーム終わってから、他の人のアンノウンをのぞかせてもらったり、GMをやったりしたけど、同じアンノウンでも全然上手くいかなくてただヤキモキして終わったペアもあった。もちろんその人たちからの評価は低。(ダヨネ。)
うちも、マダミス高評価ランキングに入っていても、配役とストーリーの進み方によっては、「なんやこのクソゲー」ってなるシナリオも全然あるし、その辺は運というか、どのくらい作品とキャラが刺さるかってところなんだと思う。
ちなみに下記は終わった後の反応がイマイチだったアンノウンペアの感想
- 犯人サルコのいる場所の描写が余りにも少なすぎる
- マダミス慣れしてないペアだったので、最後の行動決定で全てを決めることへの理解が足りなかった
- 秘密を全部暴露したことの弊害がでた
- お互いの目標は遵守するってならないと物語が破綻してしまう感じがした
感想に良し悪しもないので、「そういう意見もあるよな。あっていいよな。」という感じ。ただやっぱりマダミス初心者には向かない作品かな~ということは分かった。
オリジナルのユドナリウムを作ってみたり
話は変わって…。
めちゃくちゃ資料のテキストが多かったらしく(確かにダウンロードしたら多かった)、GMのゆめちゃんが気合を入れてオリジナルのココフォリア作ってきてくれたんだけど、それもあったから余計に楽しめたのもある。
BGMもしっかり用意されててクオリティ高かった〜。
うちもGMする時にあった方がいいなーと思ってユドナリウム(正式にはユドナリウムリリィ)の方で作ってみて、それもなかなかいい経験になりました。
宇宙の画像をひっぱってきて、実験内容の画像は資料とYouTubeの配信者さんがわかりやすいものを使っていたのでお借りして、メッセージシーンとかもカット演出入れたりしてなかなかの出来(?)になりました。
まぁ私がGMやる時しか使わないのですけど。
今後もしかしたら仲間内でオリジナルのマダミス作るかもしれないし、その時に今回のユドナリウム作成の経験が活かせたらいいなと思います。
てべすさん、ゆめちゃん、ありがとう~。
楽しすぎたから、またこのメンツで少人数マダミスやってみたいな(笑)
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