【マダミス】「狂気山脈 陰謀の分水嶺」プレイ感想 ※ネタバレ注意

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※この記事にはネタバレが含まれます。未プレイの方はこの先閲覧しないでください。
※マーダーミステリーはゲームの性質上、一度物語を知ってしまうと同じシナリオで遊ぶことができなくなってしまいます。

今回は、マーダーミステリー「狂気山脈 陰謀の分水嶺」(オンライン用)に挑戦しました。

  • 登山家 tevez
  • 記者 kearu
  • 調査員 fami
  • 医者 まいこー
  • 教授 エルメシア
  • 隊長/GM 矢豆矢
ここをクリックすると、感想が表示されます。
目次

私は新世界の神となるのだ

キャラ決め。

いつもは自分から率先して役を取りに行くけど、標高10,000mの山に行こうとする登山家も、記者も、調査員も、医者も、教授も黒い思惑のカタマリというか、ロクな目的を持った人間がいなさそうなので、余った役をゲット。

どのキャラクターになってもとっても面白そう。


ちなみに、現実世界で世界最高峰の山であるエベレストは8,849m。平均気温-30℃、自分一人が生きるのが精いっぱいな過酷な山道に何人もの登山家が遭難し、遺体も回収できないまま放置されています。


話は戻って、私のキャラクターは「記者」に決定。オカルト・ゴシップ大好き。スクープのためなら盗聴もするし許可も得ないでボイスレコーダーを起動するしょーもない記者です。


そして、なんと…隊長殺しの犯人です。もうキャラクターシート読んだ瞬間から心臓バックバク!50年ぶりの犯人だ!わーい!

ただですね…。不思議に思ったのが、犯人のミッションには必ずある「自分が犯人であることをばれない。」という目標がないこと…。
若干メタメタマーダーミステリーをしてしまったのですが、「もしかしたら、この物語は隊長が殺されたことよりも、もっと何か…何か大きな陰謀があるのではないか…。」と思ったわけです。


隊長の刺殺後、謎の声に導かれて神の力を手にした私。

「この狂気山脈、唯一の観測者」となるべく、終盤まではみんなで楽しく山登り。
そして頂上に到達した喜びの瞬間…全員をこの世から消し去ってやろうと考えてました。


目標は3つくらいあって、自分で点数配分を決められるのがすでに面白かった。
生きて帰ることに重きを置くのか、罪を隠蔽するのか、それによってロールプレイを変えられるということですね。

私は盗聴器などの回収を2点、唯一の観測者4点、生還するに4点を振り分けることに。
でも今考えれば1:9:1とかでも全然面白かったかもしれない。

ゲーム経過

登頂開始

最初のソロ調査で盗聴器をゲット。本当に運が良かった。
盗聴器、ボイスレコーダー、無線機の内、2つまでは公開されてもいいミッションだからとりあえずは一安心。

それに、なんだかみんな高所の調査にしか興味がないみたいで私だけが5000m付近をウロウロ。
「あの記者、やる気ないぞ。」と言われたけど、みんなが登頂している間に、仕掛けたボイレコを探し回ってるから仕方ない。


とはいえ、自分も山登りに参加することに。バディ調査では、てべす登山家を誘って調査を開始。
まさか、これが後々のとんでもない伏線になるとは、私自身全く気付いていなかった…。


てべす登山家は「そこに山があるから。」とひたすら頂上を目指して、バディ調査ではなんと頂上到達の写真撮影とインタビューをするべく記者の私を指名してくれました。
GM曰く、ここがRPの最高潮だったとかなんとか(笑)頂上の景色は素晴らしかったです、ハイ。


断片的に見えてくるUMA(未確認生物)の存在、そしてペンデュラムや薄明石の有無に話が逸れつつも、一度立ち返って「隊長を殺したのは一体誰なのか?」という全体議論になり、非常にマズイ展開に。

正直「隊長の死は滑落死に見せかけた刺殺による失血死」という情報は伏せておきたかったけど、私が得た情報カードがほぼ公開されておらず、協力的な姿勢を見せるためにも一か八か公開することにした。

しかし、直後に記者の私物にサバイバルナイフがあることを調査員に指摘されて、自分の首輪をしめることに…。

ボイスレコーダーの空白の時間を問い詰めたけど、疑念を目を他者に向けるのが難しくて、「犯人はほぼ記者で確定だろ。」という空気で全体会議が終了。

神に見限られ、見捨てられた記者

ホワイトアウトという名の休憩タイム&追加のハンドアウト配布。

が、ここでびっくりすぎる展開に。

なんと、神に見限られてペンデュラムも、万能の力を持つ電撃装置も失ってしまいました。
新世界の神となるべく、夜神月として動いていたはずなのに、高田清美だったっぽい。足切りされた………………最悪だ………………。


ややこしい発狂状態だけが残り、ミッションが強制で書き換えられ「犯人だとバレない。」というポピュラーなものに変更。


いや、もう全体会議で相当怪しまれたので、ひっくり返すのはムリです………………。




でも、私の身体を乗っ取っていた寄生虫は、一体誰のもとへ…?

マダミスで遊び始めて以来のトンデモ展開へ

ホワイトアウトが終わり、再び山を登り始める一行。

わたしはここで「未確認生物に寄生されていて、誰かに寄生先がうつった可能性がある。」ということを公開。

そして、バディ調査で他マーダーミステリーでも鋭い推理をしてくるエルメシア教授に呼び出される。
隊長殺しについてはあいまいな返答を続けていたので、犯人であることを追求される…かと思いきや、全然違った。


彼は犯人が誰かということではなく、「寄生生物は光に弱く、相手に密談を持ちかけることで、ゆっくり相手の心に入る。」という8000mの調査内容を妙に気にしているようだった。


「これが事実であれば、相当まずい状況です。」
↑ この言葉はエルさんがマダミスでよく言うから、私の中ではエルさんの決め台詞みたいになっているんだけど、正直最高にわくわくしてしまう(笑)


エル「あなたはホワイトアウト前に、誰に密談を持ちかけましたか?」
わい「と…登山家と、教授です。」
エル「私は寄生虫に憑りつかれていない。とすれば、寄生生物は密談をしたもう1人の相手である登山家に寄生した可能性が高いです。」
わい「?!」
エル「そして、その登山家は今、寄生虫の弱点である光るもの、”ヘッドライト“を所持しています。あれをどうにかして取り返さなければいけません。」



な、な、な、な、な、なにこれぇぇぇぇぇえぇぇ!!!!!
私がウッキウキでバディ調査(密談)に行った、てべす登山家の心にいつの間にか侵食していたですってぇぇえぇぇえぇえ?!!?!


そう!!!この狂気山脈、ある程度優先条件はあるけど、犯人が誰をバディ調査に誘うかで、その後の展開が変わるの!!!!
そんな面白すぎるシナリオあっていいんですか?!天才か?!!


しかし、当初はイマイチ質問の意図がわかっていなかったけある記者。

まさか密談相手によって展開が変わるマダミスがあるなんて思わないから、「え、で、でも謎の声ではなく私自身の意志で密談相手は選びましたけど、そ、そんなことあるんですか?」と、もう頭の中がはてなマークだらけでわけわからん(笑)

でも、そんなことあったんですよ。私が適当に密談相手に選んだ相手、それは「寄生生物の意思」としてストーリーは進んでいたんです!!!面白すぎるゥゥゥゥ!!!


急いでみんなの元へ戻り、てべす登山家のヘッドライトを奪うべく交渉を持ちかけるも断られた…。

そして、やたらと自分の登山道具を集めたがるてべす登山家。
結局は、登山家固有スキル発動のためだったけど、このタイミングで道具を欲しがるなんてみんなを見捨て1人で逃げるだけとしか思えん(笑)


私は私で、「寄生生物が誰かの元へ消えた今、私は完全な白(善人)であるからヘッドライトをこちらへ渡してください。」と言うものの、隊長殺しに関しては真っ黒なので全然信用してもらえない。

ゲームをみていた観戦組によると「超黒いのに私は白だ!!」などと主張しているあたりがしっかり発狂状態であったとのこと(笑)

そして信用ナシに追い打ちをかけるように、優しいまいこー医師に強制的に精神鑑定された結果、発狂状態であることがバレてニッチもサッチもいかない状況に。

物語は最終局面へ

私は最後まで信用してもらえず、それでも登山家が所持していたヘッドランプを、ほぼ白確定であるまいこー医師に譲渡させることに成功。


教授、医師、調査員、登山家、記者の順番に頂上に到達した時、それぞれが目的のために最後の行動を宣言する。



教授「医師に、登山家にヘッドライトをあてるようにお願いしつつ、登山家が怪しい動きをしないように見張ります。」

調査員「登山家から、無線機を奪い取ります!!」

医師「登山家と記者にヘッドライトを当てます。」

解せぬなんで私にまで…………


ライトを当てられた登山家の口から何か虫のような生き物が吐きだされる…。やっぱり登山家のところに行っていたんか!!!


登山家「……俺がやりたい行動はないね。正直もう1回吐きそうではある。吐いたものをみて吐きそうではある。

いや、草。


そして、

記者「(医師が私のデジタルカメラを持っているので)医師が持っているデジタルカメラで写真を撮りま来るようにお願いします!」

GM「まいこー医師、ストロボは使用しますか?」

医師「します!!!!」


最後は寄生生物と思われるものが大量の光を浴びせられてスーッと消滅していった…。
写真にはくっきりUMAの姿!スクープだぁぁぁぁぁ!!!!


———— こうして、矢豆矢登山隊の狂気山脈登頂は終了。
寄生生物は消え、みんなで生還!!!

1番綺麗な終わり方や〜!!この後、記者は殺害容疑で逮捕されそうだけどな(笑)

物語を終えての感想

とにかくあの、密談相手でその後の展開が変わっていくのが面白すぎた。こんなマダミスやったことない!

え~~~ハンドアウトとかその他のGM資料とかどうなってるんだろう?スゴイ気になる。

矢豆矢さんは2回目の狂気山脈だったらしいけど、1回目開催前にGM資料を見て「ちゃんとGMとしての準備しないとできない。」って言っていたらしい。

1つのマダミスパッケージで何通りも楽しめるようにできているんだから、そりゃそうだなという感じ。


エンディングは、実は教授だけ「生還する」というミッションがなくて、最後一人勝ち(他の者を消し去り、薄明石により未知なるゲートを開いて探求へ行く)エンディングもあるらしく、エルさんは「もっとRPできていれば…!」と悔やんでいた。
狂人キャラクター大好きね(笑)


今回のマダミスは、淡々と真相を求めて進めるというより楽しい雰囲気が終始あって、それが逆に“表面上は楽しく山登り、でも腹の底ではそれぞれ何を考えているのかわからない…”という探り合いの空気が映画や小説のようで、このメンバーでできて心から良かったと思う。めちゃくちゃ面白かった。

続編やるのが今から楽しみ~!!

狂気山脈おすすめBGM

これは絶対に、言っておきたい!!!

狂気山脈のBGMには、澤野弘之 / SawanoHiroyuki[nZk]作曲、連続ドラマW「マークスの山」サウンドトラックに収録されている、「MARKS」が超絶オススメです。(著作権があるので配信では使用できませんが。)

【無料】マーダーミステリー『狂気山脈 陰謀の分水嶺』 オンライン用 – BOOTH

作・FORESTLIMIT Publishing 様

プレイ人数 6人(ゲームマスター1人、プレイヤー5人)
プレイ時間 4時間程度

※現在は「2022.4.17~シリーズ完結一周年記念で無料化!」としているため、今後有料になる可能性があります。

以下は、続編にあたる追加DLCの紹介です。

以下は、【マーダーミステリー『狂気山脈 陰謀の分水嶺』】をプレイしたプレイヤーのみ遊べます

『星ふる天辺』 マダミス狂気山脈/追加DLC – BOOTH

作・FORESTLIMIT Publishing 様

プレイ人数 6人(ゲームマスター1人、プレイヤー5人)
プレイ時間 4時間程度

以下は、【マーダーミステリー『狂気山脈 陰謀の分水嶺』】と、【『星ふる天辺』 マダミス狂気山脈/追加DLC】をプレイしたプレイヤーのみ遊べます

『薄明三角点』 マダミス狂気山脈/追加DLC – BOOTH

作・FORESTLIMIT Publishing 様

プレイ人数 6人(ゲームマスター1人、プレイヤー5人)
プレイ時間 4時間程度

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