けあるんにちは、けあるです。
ルーレット回していると、「不慣れですが、よろしくお願いします。」って本当によく見かけるんですけど、「不慣れ宣言だけしてなんの意味があるんだろう?」と思うことがしばしばあって。
というのも、いつのことかは忘れましたけど、どこか知らない誰かのツイッターのリプで、「不慣れって言ってたのにIDでまとめられて全滅した。」と大変お怒りな人をお見掛けして。
多分内容的にロールはヒーラーだと思うんですけど。それちゃんと「不慣れなので”まとめないでください”。」までしっかり伝えていたのかな?って疑問を感じました。
不慣れっていっても、その先に続く言葉はいろいろありますよね。
「不慣れだから、まとめてほしくない」
「不慣れだから、ギミックで死んでも許して」
「不慣れだから、道が分からない」
あとは「不慣れだけど、できる限り頑張ります」ってただ宣言したいだけとか。
さらに言えばそのIDが不慣れなのかジョブが不慣れなのかロールが不慣れなのかとかとかとか…考え出すと無限です。
だから「不慣れです。」だけ言われても、聞いている側からしたら、「不慣れなんですね。それで、貴方は私に何を期待しているのでしょうか?」って。そう言いたくなる人もいるんじゃないかと思ったわけです。
普段から気が利くとか気遣いの得意な人は、「不慣れです。」のその言葉とロールみて、言いたいことを察することができると思うのですが、「察する」って実は結構高度な能力です。
例えばですが。
リアルの世界で会社の先輩が、CFで初めて会う人同様、会ったばかりの新人社員数名それぞれに「この資料3部コピーして」とオーダーをするとします。(※本当はこんな雑なオーダーはしてはいけません。)
すると、頼んだ相手によって、様々な結果が生まれるかと思います。
渡された資料を見て、”色をたくさん使ってる資料だから”とカラーコピーしてくる人もいれば、白黒でグラフの色がつぶれているコピーを持ってくる人もいる。
資料をホッチキスで止めてくる人もいれば、ファイルに入れてくる人もいる。
事前に用紙のサイズから事細かく質問攻めにしてくる人もいれば、何も聞いてこない人もいる。
で、客観的に見て、もし「理想」と違うモノを渡された時に果たして先輩は新人くんに文句がいえるのか?
エオルゼアに話を戻すと、相手に中途半端な「不慣れ」という情報だけ与えて、勝手にいろいろなことを期待し、それと違う行動をとられると「〇〇してくれなかった。」と文句を言うのってどうなんだろうって思うわけです。
「不慣れ」と宣言することに何か意図があるなら、「どうしてほしいのか」「どうしたいのか」までしっかり伝えることがコミュニケーションだと思います。
特にオンラインゲームなんて相手の顔もみえないし、リアル以上に「言わなくても分かれよ」は通用しない、「言わないと分からない」なんなら言っても分からない人もいる世界なんだ。と考えを改めると、「不慣れって言ったのに!!」とストレスを感じているプレイヤーも楽になれるし、言われた側も何が言いたいのかハッキリわかって双方幸せになれるんじゃないかなと思いました。ハイ。
おまけ
この前バズってた、「初見がいるのに…(どうしてムービー中に戦闘始めるの?)」事件とかも「初見います。」の一言に全てを込めてぶん投げるんじゃなくて、「初見さんがいるので、ムービーが終わるまでお待ちいただけると嬉しいです」くらいまで言わないと、結局何してほしいのか(伝わらない人には)伝わらないよねって。
まあ、その時のBアラタンクの発言を見るに、プレイスタイルの強要ウンヌンは置いておいて、「察し能力が低いんじゃなくて、”初見の人がムービー終わるまで戦闘を待ってほしい”って言われてる事が”あきらかに”分かっているのに敢えて意地悪をするヤツ」で、性格だけ見れば鼻クソ野郎ということに変わりはないわけですけども。
ああいうのを見ると、初見じゃない人が気を利かせてアラチャにいろいろ書くんじゃなくて、その初見の人にAlt+Cでアラチャが出来ることを教えるとか、ムービーが見たいときは自分で「初見です、ムービー見たいです。」って書いてねって教えた方が良いのかとか、初心者(初見)支援の仕方についてもいろいろ考えさせられますな。
でも、なんかそれもそれで、「テメェのことは全部テメェでやれよ」みたいな。そんな世界もちょっと寂しくて残念だなと思う自分がいたり。
はー。ムズイですわァ、このゲーム。
コメント
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英語とかと違い、日本語は基本的に察する言語でそれがコミュニケーションの基本となっているので中々難しいものがありますね。21世紀になってから察する力がない人が急に増えたように思われますが、日本語ではっきり意味を伝えようとすると伝わり過ぎてしまうこともまた事実なので・・・